香りの力

ラベンダー、ティローズなどには鎮静効果があり、ジャスミンスターアニスなどに覚醒効果があります。

交感神経活性化にはグレープフルーツ、ストレス緩和にはラベンダーやバレリアン、免疫機能調整にはレモンや柑橘系のかおりに効果があります。

かおりによって皮膚改善効果が高まるという報告もあります。

テープストリッピングを使って角層を除いた後にストレスをかけ、「かおり」を嗅がせた時と嗅がせない時の皮膚バリアの回復実験を行ったところ、ジメトキシメチルベンゼンの香りで皮膚改善効果が高まりました。


また、女性の不定愁訴や肌荒れ改善にはスウィートオレンジ、肌の血色を良くするにはアニスアルデヒドが効果的です。

ケミカルピーリング

AHAはある炭素原子に水酸基カルボキシル基の両方が結合した分子のことです。

サトウキビから取れるグリコール酸、牛乳の乳酸、ブドウの酒石酸、レモンのクエン酸、リンゴのリンゴ酸などがあります。

AHAを塗ると皮膚が日焼けしやすくなるので注意が必要です。

こうしてケミカルピーリングは角層を剥がすといわれていますが、本当に皮膚を剥がしているのでしょうか。

3次元皮膚モデルやヒトの皮膚を使った研究では、GA施術直後に角層はほとんど剥離されないことが分かりました。

ばれてしまう豊胸

豊胸がばれてしまうケースはいくつかあります。

一つは感触。

特にバッグ挿入法はばれやすいようです。

バッグは体にとって異物なので体はこれから守ろうとします。

例えばピアスならば耳を裂くように、排除されるケースがあります。

しかしバッグの場合は完全に覆われているので、バッグの周りに幕を作って守られます。
この膜がバッグを締め付けてしまい固くなってしまうカプセル拘縮を起こしてしまいます。

こうなると胸が固くなり、中には軟骨程固くなってしまう人もいるようです。

この欠点をクリアしたものが脂肪注入法です。

自分の脂肪でバストアップするので、感触は本物と違いはありません。

神経質

ときどき、美容整形を希望する人の中には、非常に神経質な人がいます。

他人から見れば、取るに足らない些細なことを気にしたり、妙な被害妄想にかかったりする類の人です。

二重まぶたの手術をした女性の例ですが、「この目、おかしいのでなんとかうまく直してください」と頼みにきた人がいました。

3ヶ月前に手術したのだということですが、しきりに綺麗に施術された両目を指し示して「この目、おかしいでしょう」と頼み込んできたようです。

不安を安心に

整形や豊胸のデメリットについてしっかり理解しておけば、「昨日より腫れがひいてきたわ。もう一息ですっきりするのね……」というふうに、不安を安心感に変えることができます。
クリニック選びでは患者のささいな悩みにも、よく耳を傾けてくれるかがポイントです。
カウンセリングでは、できるだけ率直に、あなたの悩みを打ちあけることです。

相手は医師なのですから、カッコつける必要などまったくありません。

そして、あなたの悩みに対して、医師が親身になって相談に乗ってくれるかどうかも、きわめて重要なことです。

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覚悟

整形手術を、痛みもなければ、術後もほとんどなんの苦痛やわずらわしさもないものだと思い込んでいる人がいるようです。

例外として二重まぶたの手術の場合は、多くはメスを使わない埋没式で行ないますから、腫れはほとんどありません。

10人中9人が軽い腫れですんで、術後3日めからは見た目にも腫れているなどまったくわからなくなります。

けれども、このような例は全体の手術からすれば少いと言えます。

目以外の、鼻や額、こめかみやアゴ、豊胸の手術となると、やはりかなりの腫れは覚悟しなければなりません。